2012-09-04 (火) [長年日記]
_ カシオ「QV-10」が国立科学博物館の未来技術遺産に登録
QV-10発売当時はパソコンショップでバイトしていたので、かなり衝撃的だったのを覚えてる。当時はまだデジタル写真をデジタルのまま利用する手段がなくて、一般の人は最終的に紙にするという用途を期待していた。しかし(プリンタの性能は言うに及ばず)今のようなデジカメ写真のプリントサービスは当然無かったのでフィルムカメラの代替とはならず、有効に使いこなせたのはパソコン通信やインターネットをやっている一部の人だけだった。まあ解像度がQVGAなので印刷できたとしても見れたものではないとは思うが。今のデジカメはもちろん印刷するのに十分な解像度を持ってるけど、紙にする意味はどんどん減ってるというのが面白い。