2011-09-11 (日) [長年日記]
_ XP ModeでMSXゲームリーダーを動かす
MSXゲームリーダーはWindowsでMSXROMカートリッジのゲームを動かすUSB接続のハードであるが、最近は全くサポートされておらず、専用のMSXエミュレータであるMSXPLAYerはWindows7に対応していない。当然ながら64bitにも対応してないのでドライバすら入らない。しかし、Windows7にはXP Modeという仮想環境でWindowsXPを動かす機能があるので、これでMSXゲームリーダーを動かしてみる。
まず、XP Modeのダウンロードページから「Windows XP Mode」と「Windows Virtual PC」をダウンロードしてインストールする。
次に、仮想環境の中のXPにドライバとMSXPLAYerをインストールしMSXゲームリーダーを接続する。この状態でMSXPLAYerを起動すると…
[ERROR] flickr.rb: failed to get photo.
こんな感じで、ハードはちゃんとつながってるのにMSXPLAYerが認識してくれない。やっぱりそううまくは行かないかーと半ば諦めていたが、どうやらVMwareでもXP Modeが動くらしいので試してみることにする。
まず、VMware Playerのダウンロードページで名前とメアドを登録し、送られてきたメールからVMware Playerをダウンロードしてインストールする。最新版であればXP Modeをインポートする機能を持ってるので、こちらを参考にして設定する。Virtual PCはほとんど何も設定しなくても使えたが、VMwareは少しだけ手間がかかる。
次に、仮想環境の中のXPにドライバとMSXPLAYerをインストールしMSXゲームリーダーを接続する。この状態でMSXPLAYerを起動すると…
[ERROR] flickr.rb: failed to get photo.
動いた! サウンドも全く問題なし。いろいろ調べてみると、VMwareはDirectXやマルチコアに対応してたりして、Virtual PCよりいろいろ優れているらしい。Virtual PCはアンインストールしてVMwareだけで運用してもいいかもしれない。
_ HMZ-T1を見てきた
ソニーストア名古屋で昨日から実機が触れるということで見てきた。
ソニーストアの2階に行くと、番号札を渡されて順番待ちをするシステム。でも私が行ったときは1人しか待っておらず、2~3分待つだけで入れた。視聴する映像は3Dの映画かPS3のゲームかで選べる。私は映画を選択した。
デモルームに案内されると、そこには映画用3台ゲーム用2台計5台のHMZ-T1が置かれていた。そこで係員から洗脳説明を受けて装着する。
実機を持ってみてまず気になったのは、ヘッドマウントユニットの内側からケーブルが出ていること。装着して顔に当たるということはなかったが、体勢によっては邪魔かもしれない。実際の製品も同じかと聞いたら、同じだという回答。どうしてああいう仕様にしたのだろうか。
あと、ヘッドホンがオープンエアー型なのも気になった。しかも通常のヘッドホンのように耳に密着した感じがあまりない。音漏れが結構ありそうな感じで、自室で1人で使う分にはいいけど家族とかがいると迷惑かもしれない。
映像は目の前に広がるのかと思ったら意外と遠くにあって、映画館の最後列(もっと後ろかも)で見てる感じだった。IMAX 3Dを映画館で見た時はスクリーン端を見ると映像が少しずれたりしたが、HMZ-T1はそういうのがなくて少し感動した。視聴した映画はスパイダーマン(のトレイラー?)だったが、3Dがちょっと微妙で、選択するコンテンツが間違ってる気がする。
とはいえ性能に関しては大いに満足したので、ソニーストアを出た足でビックカメラに行って予約。ビックカメラではSONY専門(ひょっとしたらHMZ-T1専門かも)の販売員がいて、しきりにお礼を言われた。今日4人目の予約らしいが、思ったより予約数が伸びてないのだろうか?
それにしても、720pの有機ELパネル2枚で6万とか、XEL-1は何だったんだろうな。